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まっきょんさんのハワイ島旅行記
     
 
その7:コナコーヒーの粉の小話

 第3日午後のこと。スノーケリングツアーの後、ちょっぴり疲れきった体はごはんを求めていた。それで、昼ごはんは「サムチョイズ」というところで食べることにした。カミさんはロコモコという、ハワイでは結構名物みたいな食べ物、なんでもどんぶりのご飯に卵がかかっているのがベースでその上にトッピングとして、チキンとかハムとか、いろいろなものを乗せられるみたい。
 まきおは、ハワイのラーメンといわれている「サイミン」というのを頼んでみた。でも、これは、白い麺で味が薄くて、あんましお勧めできないな。やっぱり、日本のラーメンはうまいと思った。
 お店で、ウーロン茶を飲みながらしばしのひと時、昨日までの活動威力はどこに行ったのやらって感じでちょっと、ボーとしてしまう。ホテルに帰ってから少し休む。そういえば、コナに来てから、昼間はろくすぽ周りを見ていないことに気がついて少しぶらつくことにする。
 海の色が奇麗な感じで、いいところだなと思った。こういう感じで時間が余るということを計算しなかったためにしばらく堤防に打ち上げる波を見ながら、この後どこに行こうかと考えることにする。

 突然話が変わるが、カミさんはコーヒー好きである。毎朝ろ紙にコーヒーの粉を入れてよく飲む。おまけに、入れ方もあるみたいで色々とコツがあるらしい。そういうわけで、まきおは出張とかの帰りには、池袋でスターバックス(スタバというらしい)でハウスブレンドとかそんなやつを土産に買ってカミさんを喜ばすひとつの手段としている。
 話がちょっとそれたが、一方、コナというところは、コナ・コーヒーって言うくらいだからなかなか有名なところである。コーヒーベルトといわれるところは、その名の通り、コーヒー畑やらコーヒーの木やらそんなもんが沢山あるところらしい。
 ここで、ちょっと人から聞いたコーヒーの歴史について簡単に。はじめに誰かが、ブラジルからオアフ島にコーヒーを持ってきたらしい。でも、オアフ島では、うまく育たなかったらしい。そいでだれかがハワイ島に持ってきたら、瞬く間に成長したらしい。
 コナの土壌なんか、溶岩交じりでいいことないような気がするけど、そういうのがいいこともあるらしい。また、昼間の海からの暖かい風や夜の山からの冷たい風とかそういう環境もコーヒー栽培には適しているらしい。
 工場と呼ばれるところを探したが、みんなこじんまりとしていた。ひょっとしたら、ちゃんとしたところを見つけられなかったのかもしれない。でも、その中のひとつに入った。そこのコーヒーのお店には、日本人の店員さんがいた。関西の人みたいで、久々に捲くし立てるような関西弁を聞いた。炉で蒸したりして、豆を作るらしい。試飲とかもあったりした。カミサンもそこで、粉を買うに留まった。けっこうあっけなくコーヒーベルトめぐり?は終わったけど、なんとなく雰囲気は伝わるものがあった。

 帰りはこの辺の海岸とかを見ながら、夕日が沈むのを見た。ここの海岸は西を向いていて、さえぎるものが何もないから、とても奇麗だった。
 夜ご飯は、近くのイタリア料理店。イタ飯ならどこも変わりあるまい。と思ったけど、そこのスパゲティは最悪かもしれない、これまで食べてきた中で。麺がソウメンみたいな感じで、細くて白い。おまけに乗っている具はトマトソースであるにはあるのだが、例の煮込んだキュウリとかが載っていて、普通の日本のパスタ屋さんで、食べ物を残すことを知らないまきおが残した。おなかがいっぱいなのではなく、胸がいっぱいという感じだ。
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