HAWAII123.com  トップページ ●旅行記トップ


     
 


 私が初めてハワイに足を踏み入れたのは約8年前。実は海外自体初めてで、仲良し3人とどこに行くか話し合いの結果、「安全で日本語の通じる所」と言う事しか決められなかった為、旅行会社の方に相談しに行った。話を聞いたその人から出た言葉は「そりゃ、ハワイしかないでしょ?」だった。私達は始めての割りには「日本人の多く、何かと言えばスグ芸能人が行くハワイなんてねー」と偉そうにしてた。でも、要求通りだとハワイ。もっと素直になればいいのに。でも、その場で申し込んでいた。やはり素直だと思う。そしてこれがハワイマジックの始まりだった。

 ホテルはヒルトン。用心深い私達は良いホテルでないとと、当時聞いたことの有る名のホテルを選んだ。広い敷地、充実した施設。でも、隣のホテルが軍の関係者が利用するので夜は絶対に通るなと旅行社の人に言われ忠実に守った。
 庭のペンギンを見て満足だった。ここは外国と思うと普通のペンギンも違う気がしてはしゃいでいたら、男の子達に声を掛けられた。到着してスグにお世話になったツアーデスクの人達だ。若い子達。日系?の3人。お互い数も合う。すぐに私達が疑ったのは言うまでもない。
「日本人の子はすぐについて行くと思ってるんだ」と思い込み、私たちはそんなんじゃないっって言うオーラをばんばん飛ばした。
「なんで、ここに居るんですか?ワイキキの方に行かないの?」一人が聞いてきた。
「危ないから出ない方がいいって言われたから」と、言うと大笑いされて大丈夫だからとなだめられ、
「折角来たんだからアイスクリームでも食べに行きませんか? ぼくらがご馳走しますよ」と言われ、即会議。結局、アイス食べたさについて行くことになった。私達って食べ物に弱い。でも、これが縁で次の日もロコ達が行くようなお店で食事をしたのである。
 初めての私達にカードを使う時に注意することとか、チップの金額を決める規準とか。彼らは本当に親切で滞在中はタンタランスの丘やアラモアナパークなど色々と案内してくれた。彼ら無しでは行動出来てないし、ここまでハワイを好きになってないと思う。
 帰る日の朝、ホテルまで通ってる大学のマグカップをもってきてくれた。本当に嬉しくて涙がでてしまい、帰りの飛行機の中で次はいつ行くか決めていたほど。
次に進む