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マラサダ |
アロハタワー |
Mさんと私は朝ご飯の買出し、タクシーで「マラサダ」と「パオドチェ」を買いに出かけます。タクシーを呼んでもらうと、またしてもストレッチリムジン。「ああ、こんな長いタクシーでマラサダを買いに行って良いのだろうか」と申し訳ない気分になりながらも、お店に到着。タクシーを狭い駐車場に待たせたまま、無事に朝ご飯を買うことができました。
マラサダを食べるのは初めて、タダの揚げパンとは違って、もっちり感が後を引きます。3人はパオドチェを持って帰るそうで、キッチンにず〜っと可愛いパオドチェが3個並んでいたのです。
この日も3人はフラを観に行ってしまったので、私1人でブラブラです。まずは、ロイヤルハワイアンSCのショーを立ち見して満足した私。
その後「ヒロハッティ」へ行きたくなったので、無料送迎バスに乗り市内観光気分で懐かしい景色を楽しみながらお店に到着。気に入った柄のシャツを買ってご満悦です。
ワイキキに戻って部屋で遅めのお昼を食べた私、「まだ3時じゃない」と、コレがいけなかった。また、部屋を出てアロハタワーへ行きたくなった私はトロリーで4時に出発してしまったのです。ワイキキでは大勢いた乗客がワードセンターで全員降りてしまい、アロハタワーへ行くのは私1人、そして夕暮れも迫り、なんとな〜く心細い気分。運転手さんに「アロハタワーは良くない所?」と不安になって聞いてみると「そんな事は無いよ、いいところだよ。トロリーの最終は9時20分だからね」と優しい人でした。
結局、何も買わずに時計を見ると「イケナイ!6時過ぎてる」たしか今夜3人が帰って来るのは6時か7時。マズイ、早く帰らないと夕飯を待ってたら大変!ところが、トロリーは全然来ない。バスにしようかと迷ったけど、もしバス停に向かって歩いてる時にトロリーが来たら悔しいしと迷う私。結局、トロリーに乗ったけど今度は渋滞で進まない、心は焦るばかり。「3人に怒られる、心配してるだろうなぁ、誰かと偶然会って戻るのが遅れてくれればいいけど」そんな事ばかり考えていた。
ホテルのドアを開けたのは8時半、Mさんが怖い顔をして真っ暗な部屋で「お帰り」と一言。もう、私は謝るしかありません。他の2人は夕飯を買いに出かけているとの事、3人に一気に怒られるよりMさん一人で少し気が楽になった(後で、これも3人の心遣いだと知って泣きそう)。
Mさん、私にお説教と思ったところ、見ていたテレビがラブシーンに。Mさんの必死な説明が始まった、「初めからこんな番組じゃなかったのよ」。私もMさんも思わず笑ってしまった、ラブシーンに感謝。
そこへ、Kさん、Aさんが食料を持ってご帰還。「mokoさん!!どこへ行ってたの!」やっぱり怒られた、「心配かけてごめんなさい」言い訳より、とりあえず謝ります。
その後は3人とも何も無かったかの様に「お腹すいたね、ご飯たべよう」と食事の準備。とても心配していたし、言いたい事も沢山あるだろうに、3人共ネチネチと言わない、その場で怒られただけだった。
食事を終えて、寝室へ行ってみるとMさんのアドレス張が電話の横に置いてあり、そこにはハワイ在住の日本人の名前が沢山書いてありました。「もし、mokoさんが10時になっても帰って来なかったら、日本人が何か事件や事故に巻き込まれてないか聞こうと思って用意していたのよ」
私はなんて勝手な人なのでしょうか、優しい3人の気持ちを考えると涙がでそうになりました。ごめんなさ。反省のみの夜でした。 |
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