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mokoさんの旅行記
     
 
ハワイ島初日は駆け足で

 約6時間半のフライトでハワイ島、コナ空港へ到着。相変わらず、滑走路の周りは溶岩に覆われていて荒々しい印象、まるで工事現場か採石場に着陸しているのかと思わせるコナ空港。でも、建物は平屋建てで、国際線を運行しているとは思えない可愛らしさ。「う〜ん、ちっとも変わってないや」と、密かに安心したりする私。


泊まったところからの眺め

カラマリサンド
 今回大活躍したのがKさん、ハワイ島が大好きで、道にも詳しい頼れる御方。早速レンタカーを借りて、本日の宿泊先へGO!コナでの宿は、Kさんの友人の紹介で、高台の一軒屋に1泊。これがステキなお部屋でした。
 3つのベッドルーム、3つのトイレ、2つのバスルーム、広いリビング&ダイニング。4人して「ワー、ワー、スゴイ、スゴイ」を連発、他に気の利いた言葉が出て来ない。高台に位置しているため、コナの町が一望できて、なんだかリッチな気分です。ちょっと先にはククイナッツの木が生い茂って緑が綺麗。「ハワイに来たんだなぁ」と実感するひと時を味わいつつ、私ったら腹痛に。海外旅行が久しぶりではしゃぎすぎる人の典型とでも言いましょうか、到着早々3人に心配をかけてしまうなんて、失敗、失敗。

 気を取り直して、コーヒー農園見学。赤く実ったコーヒー豆の皮を剥いてペロッと舐めてみました、ほんのりと甘くて、コーヒーの苦味は想像できません。マカデミアナッツは生も美味しいフレッシュな味わい。こちらの農園では大変貴重な体験をさせていただきました。

 宿泊先には野生の七面鳥がウロついているのだけれど、これが意外と大きくて怖い。喉あたりの赤いプルプルも気持ち悪いし、ケケケケケと鳴かれると、私が笑われている気分になります。意外と蚊も多くて、Kさんお手製の虫除けスプレーには助かりました。常にシュッシュです。
 ハワイ島に着いてから何も食べていない私達、「カラマリ サンド」を頂きにコナにある海の見えるレストランへ向かいました。早い話がイカのハンバーガー。それが侮る無かれ、タルタルソースとの相性もバッチリ。オイシ〜イ!おまけにレストランから見える海の美しいこと、目も口も満足。
 満腹になった私たち、コナの町を散策の途中、子供達がフラのレッスンをしていたので、つい、足が止まります。フラは彼女達にとって日常的なものなのですね。実際にフラを習っているMさん、Aさんの見つめる目はくぎ付け、二人のフラに対する真面目な気持ちが伝わります。

 コナからの帰り、小さいお店に立ち寄りました。手作りの籠や帽子、コアウッドのかんざしやバングルも並んでいて、どれもが、手作りの温かみを伝えてくれる素朴でセンスの良い物、ステキです。お店の方の人柄も暖かく、子供に戻ったような、そんな懐かしい気分になる私でした。

 一度お部屋に戻って軽くシャワー、早めに部屋を出て大型スーパーへ、お買い物の時間。20分後にレジに集合って事で、自由行動にした私達だったけど・・・。約束の時間、私とMさんがいくら待ってもKさん、Aさんが戻ってきません。車にも居ない、外にも居ない、一体どこに・・・。店内を探しに廻って見ると、発見!!2人して、トイレのカバーやら化粧品を手にお買い物中。とっても楽しそうです。どうやら、集合時間を間違えたらしい。居るのが分かれば安心です、ゆっくりどうぞ。

 楽しいお買い物の後は、楽しいディナー。地ビールとピザが売りのレストラン、サンセットもステキです。私のお気に入りは、丸ごと焼いてトロトロになったガーリックをパンに塗って食べる物。ねじったパンにピリッと辛いディップをつけて食べる物。シンプルだけど、クセになる味でビール好きの私にはピッタリの一品でした。ブハァ〜ご馳走さんで〜す。
 楽しい時間は早いもの、レストランを出る事になったので、私はビールで染めたと言うTシャツを思い出に1枚購入。背中に全種類のビールラベルが描かれているのが自慢です。これで、いつでもビールと一緒!なんつって。

 部屋へ戻ってからもオシャベリは続き、にぎやかな夜でした。
 その夜の事、子供ゲッコー(ヤモリの一種)が壁をお散歩中です、「あらら〜可愛い」そう思ったのは私だけ。同室のMさん「眠れない」と怖がっているので、手の届く位置までゲッコーに移動してもらい、素早くシャッ!っと捕まえました。見た目のスタイルとは違って本当は蚊を食べてくれる害のない爬虫類です。これで安心、Mさんもグッスリと夢の中、おやすみなさい。
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