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まっきょんさんのハワイ島旅行記
     
 
おわりに:余話として

 かめの後は、お土産を買った。最後の夜食はちょっと豪華にいこうかということで、ちゃんとしたレストランで高い食事をした。でも、これも肉は分厚いけど、日本の肉の万世の方がうまいかな。なんてね。

 帰国の日のことは特に書くことはないかもしれない。朝7時くらいにホテルを出発。レンタカーのガソリンは満タンにしなきゃいけないから、とりあえずガソリンスタンドによって満タンにする。入れるのは2回目だけど、結局よくわからんかった。カミさんはわかったらしい。それで飛行機に乗っておしまい。


 さて、いままで書いてきて、ついうっかり書き忘れてしまったことを中心に書いてみたいと思います。良く考えてみると言いたいことは沢山あった。また、ハワイの食事に関してちょっと悪口を言い過ぎてしまったかなとも思った。これで不快に思う人がいたらごめんなさい。

1.コンビニでの出来事

 ハワイ諸島のなかにはABCストアーというコンビニみたいなお店がいろいろなところにあって、僕も随分利用させてもらった。お土産のナッツとかはここで全部買ったし、日本人好みの店のような気がしている。僕らが宿泊したキング・カメハメハ・コナ・ビーチホテルにもABCストアーがくっついていて気軽に行くことが出来た。ここでちょっと面白いことがあったから話してみたいと思う。
 まきおはどうも今回の旅行で全然シャレッ気がない格好で旅に来てしまった。カミさんの表現を借りれば、中国人労働者風の格好だそうだ。カミさんがお土産等を買い物しているときに、まきおはカレンダーとかTシャツとかおみやげ物を物色していた。
 すると、ちょっと怖そうな東洋系の(それこそ労働者風の)おじさんがその怖い顔を近づけてまきおに話かけてきた。
「アーユワーキングイヤア?」
まきおは人に話かけられるとそれだけでも焦ってしまい、オドオドしてどもってしまったりする。いわんや英語をや。ためらっていると、また上のことを聞いてきた。結構、目は真剣である。周囲に人は誰もいない。このとき、まきおの頭の中には、この人は働きたい人を探しているのかと思った。そう、まきおには『お前は今(今年)働いているのか?』(働いていないんならウチにこねえか?)って聞こえたわけです。だから、
「アイムワーキングアッツカンパニー」(僕は会社で働いてるよ)って言う感じで答えたら、ちょっと不思議そうな顔をして、今度は人差し指を床に向けて苛立ったように、
「ワーキングイヤ?」
ああ、「ワーキング ヒヤ」だね。ってやっと納得。従業員に間違えられたみたいだね。だから
「アイムワーキングインジャパン」って答えたら、(まったくもう)って言う感じで本当の店員を探してそこから立ち去りました。結構怒っていたので少し怖かったです。

2.マクドナルドのビックカップ

 あれは,確か初日だったかな?ドライブの休憩として、コーヒーでも飲もうということになった。でも、いったいどこの喫茶店に入ったらいいものかよくわからんし、だからといって缶コーヒーで済ますという気分ではなかった。
 もっともコーヒー好きはカミさんのほうで、まきおはどっちかっていうとどっちでもいいのだが、コーヒーはほら、気覚ましの作用があるからそういうことで、まきおもこれの必要を感じていたといえる。
 まま、そういうわけでおなじみのマックがあると安心してお店に入れるというわけだ。注文はカミサンにお任せして、まきおはさっさと席を探す。やっぱり暑いからアイスコーヒーがいいねってな感じで。
 しばらくするとカミさんが馬鹿でっかいカップをもってきた。まま、日本でもほらサイズLLに匹敵する大きさなんだけど、
「へぇー。アメリカではアイスコーヒーを頼んでも(サイズは特に指定していないらしい)、LLサイズなんか」と思いながら、ミルククリームを入れてストローでスーーっと……、!!!おいおい,これコーラじゃんかよ。コーラだったらLLで来るのも理解できるけど、なんでコーラ頼んだん?「カッフィ」と「コーク」を間違えるかね?しかもコーラにミルクを入れしまって、何ともいえない味になっている。
 交換してもらおう、といってもカミさんは怖がっているのか、自分から行こうとしない。しゃあないなっていって、まきおはミルクの入ったLLコーラをもって勘定場に向かう。なんていったか忘れたけど、上のような理由で交換して欲しいといったら結構あっさり交換してくれるらしい。
「でも,アイスコーヒーはないよ」といわれビックリ。え!!ないの?しゃあないな。そんじゃ、ホットでも飲むしかないよね、眠いんだからって言ってカミさんにその場はバトンタッチ。またコーヒーが運ばれてくるのを待っていた。
 そうそう。ウチでは2人でひとつの飲み物を飲むことが多々ある。ケチなだけかと思わないで欲しい。まきおは一口でいい場合が多いからだ。
 ふとみると、カミさんがまたまたLLカップを持ってこっちに向かってきた。おいおい、まじかよ。ホットコーヒーがLLサイズで来るなんて信じられないよ。でもマジだった。確かに今度はコーヒーだ。ま、暖かいコーラよりはましかと思いつつ熱いコーヒーに口をつける。こっちはアイスコーヒーが呑みたくて来たのにとブツブツ。しかも、でかいからなかなか冷めてくれない。
 つらかった。結局その場では飲みきらず、車に持ち込んだ。しかしまあ、ぬるくなったコーヒーはなんとも奇妙な味で、コーヒー好きのカミさんですらこれは眠気覚ましの薬みたいなもんだからといって飲み続けた。
つらい時間だった。

以上余話として。とりあえずこれでおしまい。
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