れおさんの旅行記　ハワイ123ドットコム

ショップス・アト・ワイレア

　気になって仕方なかったバッグを買いに、朝イチでショップス・アト・ワイレアへ。お目当てのものはきちんと在庫があり無事購入。しかし、よく考えてみるとここへ来たのは妹から頼まれ物があったため。自分の物は買うつもりなかったんだよな。でも安いんだもん……。
　妹からは「グッチかヴィトンで大きめのバッグ」とかなりアバウトな頼まれ方だったので、即決できない。結局国際電話をかけて希望を聞いてからまた来ようということに（毎日のように通っていて恥ずかしい）。

　バッグをコンドに置いてから、クラへ。クラはハワイ＝ビーチのイメージを払拭する場所だと思う。少し標高が高く、涼しく、たくさんの植物がある。クラロッジで食べられるお目当てのオニオンスープはランチメニューなので、のんびりドライブでも大丈夫。去年はモーニングメニューだと勘違いしてかなり焦って午前中に到着したものの、ちょっと待ってようやく噂のスープにありつけたのだ。
　さとうきび畑が続くクラへの道は大好き！マウイだなあと思う。キヘイはお天気が良かったのに、標高が高くなるにつれ曇り空。クラロッジの辺りもやはり曇っていた。
　海まで見下ろせる席でスープとサンドイッチ等を注文。マウイオニオンを使ったこのスープ。とても手間がかかりそうで、家庭ではなかなかできない一品だろう。スープと言ってもかなりの量なので女性はこれだけでお腹いっぱいになってしまうかも。それなのに私は更にハンバーガーを平らげデザートメニューをお願いする。残念なことに、デザート担当のシェフがバケーション中とのこと。また次のお楽しみにしよう。

　たくさんの植物が咲き乱れるお庭をブラブラ。ここに宿泊してみるのも素敵なんだろうな。オリジナルの絵葉書を買って、隣にあるギフトショップへ。ここでは去年、プロテア等ハワイらしい植物を使ったドライフラワーバスケットを購入した。今年はたくさんお餞別をくれた実家と伯母にぜひプレゼントしたいと意気込む。しかし飛行機に持ち込める大きさと手ごろな価格を考慮して、選定に大苦戦。最後は素敵な2品を購入しましたが。他には上品なハワイアン柄の鍋つかみ、おみやげに綺麗な貝殻にプルメリアの香りをつけたものをいくつか購入。また来年も来たいな、と店員さんとお話してお店を後にする。

　帰りは別な道を抜ける。去年道に迷って偶然見つけた地味なボタニカルガーデンも潰れずに営業中で良かった。絶景ポイントの公園で車を止めて写真を撮る。海がすぐそこにあるみたい。クラやハレアカラ周辺にはたくさんの牧場があるが、こんなのどかで素敵なところで暮らせるなんて牛や馬さえも羨ましい！

ミュージアム横の砂糖工場

　カフルイ方面に戻り、マウイ島で唯一現存する砂糖工場付属のシュガーミルミュージアムへ。出発前に「ハワイの歴史と文化」という本を読み、日系移民の歴史に興味を持ったので。
　ミュージアム、といってもこじんまりしているが体を張って工場を拡張しようとした経営者の話や働いていた移民について知ることができた。帰りにこれまた名ばかりの売店でマウイシュガーをおみやげに購入。スーパーでもよく見る茶色いお砂糖だが、直売価格？のせいか割安だったような気がする。

　マウイは道路が少ないため、キヘイに向かう車で大渋滞。コンドに戻ったのは夕方になってしまった。水着に着替えビーチに行くものの、ものすごい強風のため波が高く泳いでいる人はわずか。結局「また」購入した主人のシュノーケルは使えないし、海に入るのも恐かったのでコンドのプールへ。
　私達のユニットに近いプールはビーチで泳げないせいかすごい人。もうひとつのプールに行ってみても、プールではアメリカ人と思しきティーンエイジャーのグループがボール遊びで占領しており入ることができない。ジャグジーはものすごい塩素の臭いで体に悪そう。プールとジャクジーにちょっと浸かっただけで、お部屋に戻ってシャワーを浴びてしまった。

ダ・キッチンのロコモコ

　ロコモコを食べてみたかったので、レインボウモールにあるダ・キッチンへ。ここでも食欲爆発で、ロコモコ、テリヤキチキンプレート、サイミン、グリーンサラダ、飲み物をお持ち帰り。出来上がるのを待っている間、近所のお店でシナモンロールとマフィンも購入。食事の最後は甘いものがいい私。お庭でのディナーとなりましたが、ロコモコもサイミンもそれほどでもなかったような……。
　みんなおいしいと絶賛するお店なので残念。きっと出来立てじゃなかったからだろう。ちなみにここのロコモコはグレービーソースではなかった。

　TVでは、マウイ島の宣伝プログラムが流れている。毎日同じ内容なのに、レストラン情報やハナへのドライブについて等は、ついつい見てしまう。運転に不安があるものの、マウイの主な観光ポイントで行ったことがないのはハナだけだよね、と主人と話し合う。トレッキング好き夫婦としては、外せないポイントなのだが。明日起きてから考えよう、ということになった。
　明日はマウイ最後の一日、どう過ごそうかな。