|
早く行きたいという父の要望と子供の休みの関係で出発は4/1〜4/8と決定。航空運賃も3月出発より安いし、なんといってもシニア料金が設定されていたのが、大きな決定打になった。
実家から持ち物一式を宅配してもらい、我が家でパッキング。
ところが出発まで残すところ10日あまりになった頃、まず下の子が風邪を引いてしまった。続いて上の子、そして最後に私までが寝込んでしまった。やっと起き上がれた頃、急用があって父に電話をかけた時に「風邪、ひいたけど大丈夫やから……、おばあちゃん(母)には言わないように」と話しておいた。
しかし、あれだけ念を押しておいたのに父は話してしまい、母が暗い声で電話をしてきた。「風邪ひいて、寝こんだって?もう〜あかんわ。取りやめないとだめよ。向こうで寝込まれても困るし、飛行機も長いでしょ?今回の旅行はやめようよ。私からお父さんには話しておくから……」
まだ4〜5日残っているから、それまでには治るし、大丈夫だと言っても全く納得しないものだから、しまいにけんかになってしまった。波乱含みの旅のはじまりである。
出発当日、一人残る主人に見送られながらMKタクシーのシャトルバスに乗って関空に向かった。関空では重い雰囲気のまま両親との待ち合わせ場所へ……。しかし、こういう時に孫というのは助かる存在だ。子供達が場を盛り上げてくれ円満に飛行機に乗り込んだ。 |
|
|
|