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朝から両親がヒルトンのバケレンについて説明を受けに行く。私と子供達はプールで午前中を過ごした。説明会から戻った両親と合流し昼食に出かける。説明会に参加した人が貰えるショッピング・カード(商品券のようなもの)を使ってヒルトンのレインボーラナイで昼食をとった。ここで、サービスでだされたタロイモのパンがとても美味しかった。
朝、父が「まだ、あなた達も行ったことのないところへ行ってみよう」と提案していたので食後ホテル前からThe
BUSでワイキキ水族館ヘ向かった。地図を持ってなかったため詳しい場所がよくわからなかったのだが、バスの運転手さんが「ここで降りなさい。そこの道をまっすぐに行けばあるよ」と教えてくれた。
こじんまりとはしているものの見所が満載でその上、日本語による説明ガイドが聞けるレコーダーのようなものもあって両親や子供達にも見学し易かったようだ。
水族館を後にし、バスで再びDFSへ向かった。私と子供達はジャンバジュースで一休みし、おみやげ物屋さんをウィンドショッピングしていたら、お目当ての物がやっと買えた父がご機嫌で「免税品も見に行くか?」と言い出した。私はあまり興味はないのだが、子供達は、入り口のおばさんにゲームセンターのようなものがあると聞いて行きたがった。帰りの航空券は両親しか持っていなかったのだが、私達の分も入場券を作ってもらえ、免税品コーナーへ入った。ところが子供達期待のジャックポットは機械任せだったので不評をかい、下の子などは私が勝手にやってしまったと誤解し大むくれ。「でもアイスクリーム券が貰えたんだし……」と宥めてなんとかそれでご機嫌をとった。
夕食はヒルトン内のチャイニーズレストラン。頂いたクーポンはシェフディナーだったのだが、係りの人は「これには辛い料理が含まれてます。子供さんもいるし辛くない料理の方がいいでしょ?上のランクのコースの方がいいと思うよ?」と言ってるらしい。違う料理も食べてみたかったので、薦めに従い2人分だけチェンジすることにした。
しかし、よく考えたら老夫婦に5歳と8歳の子供に私の5人連れである。中華料理5人前なんて食べられる量ではなかった!母と子供達はスープが終わる頃には「お腹がいっぱいで、もう食べられない」と言い始めた。オープンエアで夜風が吹き込んできて「寒いし、お腹いっぱい!」と言う3人は、メインを一口食べただけで部屋に帰ってしまった。それからも次々と運ばれてくる料理に呆然とする私と父。こんなにたくさん残した上にランクアップした分の差額を払わなければならないなんて!
仕方ないので父と2人で食べられるだけ食べて持ち帰ることにする。しかし、持ち帰ると言ってもすごい量だ。サービス係の人は「頑張って入れてくれ!ついでにこれももって帰れば?」と笑いながら大量のドギーバックと5人前の杏仁豆腐を運んできた。
部屋に帰ると「中華は見る気もしない」と母と子供に言われてしまった。仕方ないので冷蔵庫に入れ、手荷物で明日からのハワイ島に持ち込むことにする。 |
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