ハワイ旅行の持ち物とスーツケースの詰め方

キャリーケース
持ち物リストをチェックして、いざ出発

ハワイ旅行持ち物リスト

必ず必要なもの

これらのものを忘れると飛行機に乗れなかったり、予定が大幅に狂ってしまったりと、せっかくのハワイ旅行が残念なものになってしまいます。家を出る前にもう一度チェックしましょう。

  • パスポート(海外旅行ではいちばん大切なものです)
  • ESTA認証(忘れると飛行機に乗れません)
  • 航空券(Eチケットをプリントアウトしたもの)
  • 現金(円とドルを必要に応じて)
  • クレジットカード(トラブルに備えて複数枚)
  • ホテルやレンタカーのバウチャー(予約確認書やクーポン)
  • 運転免許証(日本の免許証を忘れるとレンタカーを借りられません)
  • 海外旅行傷害保険の保険証(事故や病気の場合の連絡先も)

電子機器・電化製品

スマホやデジカメは日常生活にも旅行にも欠かせません。ほとんどの製品はユニバーサル対応になっているので、日本で使っている充電器やケーブルがそのまま使えます。ハワイのコンセント形状は日本と同じですので、変換プラグは必要ありません。ヘビーユーザーの方は予備のバッテリーやメモリーも忘れずに。

ほとんどのホテルではドライヤーは客室に用意されているので、持っていく必要はありません。但し、ディスカウント系ツアーで使用されるようなホテルには用意されていないこともあります。日本からドライヤーやヘアーアイロンを持っていく場合、ユニバーサル対応の製品は問題ありませんが、そうでないものは日本の電圧とハワイの電圧が異なるため、長時間使用すると故障することがあります。

  • スマホ(これがないと始まりませんね)
  • デジカメ(高性能なカメラでハワイの美しい景色を)
  • 予備のバッテリー(ハワイでは一日中外出していることも多いので)
  • 予備のメモリーカード(写真や動画をたくさん撮る方は必須です)
  • 充電器/ケーブル(ハワイでも入手できますが、買いに行くのが面倒です)
  • トリプルタップコンセント(みんなで同時に充電できます)
  • USBケーブル(機内でスマホを充電したり、iPodを車につないだり)
  • ポータブルWi-Fi(グループでひとつ以上あると便利です)
  • ヘアアイロン(ホテルには普通のドライヤーしかありません)
  • シェーバー(剃刀が苦手な方は忘れないように)

衣類・身につけるもの

ハワイは常夏の島といわれていますが、半袖、短パンだけでは不十分です。朝晩は涼しいこともありますし、日中の強い日射しを防いだり、機内やツアーバス、レストランなど冷房の効いた場所でも快適に過ごすために、薄手の長袖が1枚あると便利です。また、おしゃれなレストランで食事をする予定の方は、ちょっとエレガントな装いやジャケットを用意するといいでしょう。

オプショナルツアーでマウナケアやハレアカラなど標高の高い山に登ったり、星空観測やディナークルーズなど夜間のツアーに参加される方も、それに応じた服装を用意しておくべきです。

荷物が多くなりがちな子供連れの方などは、ホテルやコンドミニアムのランドリーを積極的に利用し、持っていく衣類を減らすといいでしょう。ショッピングが好きな方は、持っていく衣類は少な目にして、ハワイで着る服を現地調達するのも楽しいものです。

  • 洋服(ハワイで何をするか、どこに行くか、予定に合わせて選びましょう)
  • 下着(滞在日数の長い方はコインランドリーを利用すれば少なくて済みます)
  • 靴・サンダル(シチュエーションに合わせて複数あると便利です)
  • 帽子(屋外にいることが多い方はあると助かります)
  • 上着(涼しい朝晩や冷房のきつい場所対策で)
  • 水着(水着も着替えると楽しいです)

お泊まりセット

ハワイのホテルのアメニティは、バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル、石けん、シャンプー、コンディショナー、ボディローションが標準で、歯ブラシやスリッパ、浴衣などはありません。ワイキキならどのホテルの近くにもABCストア(コンビニ)がありますので、簡単に調達することはできますが、こだわりのある方やアレルギー等の制約のある方は日本から持っていくのがいいでしょう。

  • 歯ブラシ&歯みがきペースト
  • シャンプー&コンディショナー
  • 化粧品(機内持ち込みにするなら100ml以下に小分けして)
  • ボディケア&スキンケア製品
  • 常備薬(ハワイで日本と同じ成分の薬を探して買うのは大変です)
  • コンタクトレンズのケア用品
  • 夜用メガネ(昼間コンタクトレンズの方)

快適グッズ

パスポートとクレジットカードさえあれば何とかなるハワイですが、持っていくと便利なものもいろいろあります。スーツケースの大きさや荷物の量と相談して決めるのがいいでしょう。入りきらないものやスポーツ用品は、現地調達かレンタルで。

  • サングラス(強い日差しから目を守ります。運転する人は必須)
  • 日焼け止め(SPFの数値が大きなものは日本の方が充実しています)
  • エコバッグ(ホールフーズターゲットでオリジナルを購入するのもアリです)
  • 双眼鏡(ウミガメやクジラ、ハワイアンモンクシールを見つけるのに役に立ちます)
  • 小さなリュック(ダイヤモンドヘッド登頂などトレッキングの予定がある人は必須)
  • ビーチサンダル(ホテルの部屋ではスリッパとして使用)
  • 老眼鏡(細かい文字を読んだり、記入する状況もあります)
  • ガイドブックや地図(印刷されたものがあると充電が切れても安心です)
  • 航空会社やホテルのマイレージカード(ラウンジなどで必要になるケースも)
  • カッターナイフ(必ず機内預け入れ荷物に入れること)
  • ウェットティッシュ(いろんな場所で役立ちます)
  • ジップロックやスーパーのレジ袋(あると便利です)
  • 防水ポーチやスマホの防水ケース(海やプールで遊ぶ方はぜひ)
  • 筆記用具とメモ帳(機内で税関申告書を書いたり、ちょっとしたメモに)
  • ビーチグッズ(シートや浮き輪はハワイでも調達できます)

持病のある方や健康に不安のある方は

健康に不安がある人にとって、慣れない土地、それも外国での健康管理は心配なものです。高齢の方、日常的に投薬治療をしている方、高血圧症・高脂血症・糖尿病などの持病がある方は、ハワイで具合が悪くなった時に備えて旅行用英文診断書を用意しておくという方法もあります。そこまで準備ができない場合は、病歴や常用薬の成分名などを英語で書いたメモを用意しておくことをお勧めします。

スーツケースの上手な詰め方

空のスーツケース
スーツケースのパッキングにはコツがあります
  • スーツケースには、必ず住所・氏名・連絡先(電話番号やメールアドレス)の入ったバッグタグ(名札)を付けておきます。
  • スーツケースに荷物を入れる時は大きくて嵩張るものを先に、小さくこまごましたものはその隙間に詰めていきます。
  • スーツケースの下になる部分(キャスターが付いている側)に重いもの、上になる部分に軽いものを入れると、重心が低くなるのでスーツケース全体が安定し、運びやすくなります。また、スーツケース内で荷物が上下するのを防ぐことができます。
  • 小物類は用途別に分け、ビニール袋やポーチに収納しましょう。衣類は専用の衣類ケースに入れるかスカーフや風呂敷でくるんでおくと、空港の荷物検査でスーツケースを開けられた時にも安心です。
  • チューブ式の化粧品や日焼け止めなどは、上空では気圧の関係で液漏れしやすくなります。パッキングの際はしっかりとフタを締め、万が一、液漏れしても周りの荷物を汚さないよう、ジップロックや防水性のポーチなどに収納しておきます。
  • お土産類はお店の袋から出し、中身と袋を分けて収納した方がスペースを効率よく使えます。
  • カウンターで預ける荷物は乱暴に扱われることがあります。壊れやすい物は入れないことです。どうしても入れなければならない場合は、Tシャツやタオルでくるんだり、エアパッキングなどを利用して梱包しましょう。カウンターでは壊れやすい物であることを申告し、「FRAGILE」のステッカーを貼ってもらいましょう。
  • ハワイで買い物をすると、帰りの荷物が大幅に増えることになります。往きのスーツケースは、ゆとりを持たせておみやげ用のスペースを確保しておきましょう。また、小さく折りたためる予備のバッグを入れておくと、ハワイで荷物が増えたときに役に立ちます。

機内持ち込み手荷物で制限されているもの

ハイジャックやテロを未然に防ぐため、機内に持ち込むことが禁止されているものや持ち込める量が制限されているものがあります。搭乗前のセキュリティチェックで対象となる物品がが発見されると、没収されるか預け入れ荷物に入れることを要求されます。

危険物

キャンプ用ガスボンベ・スポーツ用酸素ボンベなど引火・破裂の恐れのあるもの、花火など火薬を使用したものは機内持ち込み手荷物に入れることも預け入れ荷物に入れることもできません。

刃物や工具など

ナイフやハサミなどの刃物類、ドライバーなどの工具、ゴルフクラブやバットなど凶器になりそうな物品を機内に持ち込むことは禁止されています。また、モデルガンやおもちゃの水鉄砲など銃器類似品も持ち込みができません。

液体類

液体及び液体に準ずるもの(ジェルやクリーム、ゼリー、半固形物など)は、100ml以下のものに限って機内に持ち込むことができます。100ml以下のものが複数ある場合は、縦横の合計が40cm以内の透明なジッパー付きビニール袋(ジップロック)に入れなければなりません。1人につき1袋限定で、袋が閉まることが要求されます。クリームなど容量の表記がグラムのものは100g=100mlとして換算されます。150mlの容器に半分しか入っていない場合(75ml)はアウトで、容器の大きさが100ml以下である必要があります。機内で必要なベビーフードや液体状の医薬品などは例外とされていますが、処方箋や診断書を要求される場合もあります。

ライターとマッチ

喫煙用のライター、マッチ(小さなもの)は1人どちらか1点に限り、機内に持ち込むことができます。持ち込むことはできますが、機内で使用することは禁止されています。オイルタンク式のライター(吸収綿の入っていないもの)は持ち込むことができません。

リチウム電池やリチウムイオン電池

リチウム電池(ボタン電池)はリチウム含有量が2g以下のものに限り、機内に持ち込むことができます。個数の制限はありません。リチウムイオン電池(デジカメのバッテリーなど)は、ワット時定格量が100Wh以下のものは制限なしで、100Whを超え160Wh以下のものは2個まで持ち込むことができます。ワット時定格量が電池に表示されていない場合は、定格定量(mAh)÷1,000×定格電圧(V)で計算します。

リチウムイオン電池
ワット時定格量などの数値はリチウムイオン電池の表面に記載されています

預け入れ荷物で制限されているもの

航空機の安全運航を確保するため、発火しやすいものなど危険物は預け入れ荷物に入れることはできません。また。貴重品は損害発生時に航空会社で責任を負えないことから預け入れ荷物に入れることはできません

貴重品

現金、宝石類、貴金属、有価証券、証券、美術品、骨董品、パソコンおよび周辺機器類、スマートフォン、デジタルカメラ、ビデオカメラなどの高価品や貴重品は預け入れ荷物に入れることができません。

リチウム電池やリチウムイオン電池

リチウム含有量が2g以下のリチウム電池(ボタン電池)、ワット時定格量が160Wh以下のリチウムイオン電池は電子機器本体に内蔵されている場合に限って預け入れ荷物に入れることができます。予備のリチウム電池及びリチウムイオン電池は、いかなるものも預け入れ荷物に入れることはできません。

危険物

キャンプ用ガスボンベ・スポーツ用酸素ボンベなど引火・破裂の恐れのあるもの、花火・クラッカーなど火薬を使用したものは機内持ち込み手荷物に入れることも預け入れ荷物に入れることもできません。

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出発から帰国まで 関連情報