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4:30、目覚ましが鳴る。3時間前にベッドに入ったばかり、眠りにつく時に寝起き一番でくじける気持ちがあったら登山は諦めようと思っていたのだが、案外すっきりと目が覚めた。寝起きの悪い妹を起こすのは大変だと思ったけど、これもすぐに起き出して来た。
まだ夜明け前、車も少なくてすぐに登山道入り口まで到着した。ゲートはオープンしていたものの、料金所はクローズ、暗〜くて、静か〜で恐怖すら感じた。私は誰か変な人が出てきたらどうしようと思ったし、妹はオバケが出てきたらどうしようと思ったらしい(笑)。どっちがコワイかな?
私たちの車以外に2台、停まっていたので誰かいる事は確実だった。よ〜く目をこらしてみると、前方に人影が見えた。
5:20、その人影を目指すようにトレイル開始。どうやらご老人夫婦らしかったが、これがなかなか追いつかない。距離を詰める事が出来ないまま、最初の階段。昇りきると、ヒザがガクガク笑っていた。妹は平気らしい。・・・歳の差か?!その後のトンネル部分、懐中電灯を持たない私たちは手すりに掴まりながらゆっくり前に進む。出口まで暗すぎて目が慣れる事はなかった。次の階段の所でようやく前方のご老人に追いついた。挨拶をし、会話を交わしていると、なんとそのおじいさんは毎朝ここまで登ってきてトレーニングしているのだという!その100段近い階段の昇降を繰り返していた!すご〜い!おじいさんと共に階段を昇り(ここでおじいさんは又降りて行った)、その後の螺旋階段はすぐに目も慣れ、狭いけどすれ違う人がいなかったからラクに昇る事が出来た。
ダイアモンドヘッドからの朝日 |
5:40、頂上に到着。先客にアーミーっぽい格好をした男性2人がいた。寝袋をたたんでいる?!ここで夜明かししたの?!うっすらと明るくなって来ていたが、サンライズはまだのようだった。刻々と移りゆく景色を写真に収めながらその時を待つ。ここはいつでも風が強くて、火照った体に気持ち良かった。
パラパラと頂上へやってくる人々がいたが、皆、深呼吸1つすると景色を楽しむ事なくすぐに降りていってしまう。ご老人が多かった。朝の散歩感覚なのだろうか?何て健康的なのでしょう!
5:55、ココヘッドの方角が眩しいオレンジ色に染まり始め、徐々にまぁるい太陽が顔を出し始めた!キレイ!!感動する光景だった。
下りは足が勝手に前に進む。ラクラク♪ 階段の所では、何とまだおじいさんが昇降中だった。明日もここで待ってるよ、なんてジョークを言っていた。頑張ってね!下山するにつれ、すれ違う人の数が多くなっていった。もう少し早ければ、あの素晴らしい光景を見る事が出来たよ、と早起きのススメをしたくなった(笑)。
帰りがけ、カパフルのレナーズで朝食にマラサダを購入。揚げたてが美味しいのだけど、砂糖で手がベタベタになるので運転中は無理。7:00を過ぎたのでまず車を返却してから、ホテルに戻り、スターバックスの瓶入りフラペチーノと一緒にマラサダを頂いた。軽くてペロっと食べれちゃう。チョコ、カスタードクリーム入りもあるけど、私はプレーンタイプが好き♪
時刻は8:00になろうとしていた。ワイキキゲートウェイ公園からの始発バスへ乗る為、早く行って並んで待たねば〜!食事と準備を慌しく済ませ、部屋を出る。エレベーターで1階まで下りたと同時に、忘れ物をした事に気が付いた!いや〜ん!仕方なくもう1度部屋に戻る。思わぬ時間のロスをしてしまったわ...
公園前のバス停へ着くと、すでに沢山の人が並んでいた。車で行けば30分の距離だけど、バスだとたっぷり1時間...座れなかったら結構ヒサンかも?目をこらして、前から人数を数えてみた。私達33、4人目、かな?ふと横を見ると妹も一生懸命数を数えていたりして(笑)、これって座れるかどうかギリギリの数じゃないかしら...??
10分ほど待つとバスがやって来た。始発なので当然からっぽのバスに前から順番に乗り込んでいく。私達の番、ドキドキしながらバスに乗り込むとバラバラだけど偶然2席だけが空いていた!ラッキー♪
その後2つ目のバス停で立ち乗りの乗客も満員御礼となり、ハナウマまでノンストップで走り出した。
バスの揺れが心地よく、ウトウトしている間にハナウマベイへ到着。9:30を回った頃で、すでに入り口には入場待ちの列が出来ていたが、5分位で入る事が出来た。入場料$3を払い、奥へ進むと目の前に珊瑚礁の美しい海が広がっていた!妹はかなり感激している様子。
スノーケルをレンタルし、軽い日焼止め(自然の事も考えて、もちろんウォータープルーフタイプね)を念入りに塗り、いざ海の中へ...
前回(今年5月)に来た時よりも、天候のせいか、人が多いせいか、海水は曇っていたけれど、それでも沢山の魚と遭遇する事が出来た。
ロコの男の子に声を掛けられ、無視していたのだが妹が無理やり手を取られ、沖の方に連れていかれそうになり溺れかけた!などのアクシデントがあったものの、楽しく泳いでいた。あ、ちなみにその後、その男の子は近くにいた日本人女性2人連れの履いていたビーサン(何で海に入るのにビーサン履いてるんだか?!)がぬげてプカプカ流され、それを拾ってあげたりしていた。思わず笑っちゃったよ。
・・・昨晩の夕食抜き&睡眠不足が祟ったのか、途中でものすごい吐き気と眩暈に襲われてしまった。岸までがとても遠く感じ、本気でライフガードに助けを求めてしまおうかと思った...
かなりヤバイ... が、何とか自力で岸まで辿りついた。
さすがにヤングな妹はタフなもので全く疲れは見せていなかったけど、私はすっかりバテてしまっていた。午後の行動予定も考え、まだちょっと早かったけど切り上げる事にした。海に入らずとも、もう少し日光浴(日焼)を楽しみたかったんだけど...
ハナウマベイの風景 |
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シーライフパークからの眺め |
バス停まで行くと、次のバスまではまだまだ時間があった。時刻表を見ると、ワイキキ行きのバスより先にシーライフパーク行きのバスが先に来るようだ。“!!”ある考えがひらめき、私たちは先に来たシーライフパーク行きのバスに乗り込んだ。一旦シーライフパークまで行ったバスはそこで終点となり、折り返しでワイキキ方面行きに早代わりした。んふ、思った通りだった〜♪
サンディビーチパークのバス停で、Bちゃんが乗り込んで来た!何という偶然!ユースの友達とボディボードをしに来たらしい。会話を始めるが、疲労感から睡魔に襲われやがて妹共々ぐっすりと眠ってしまった。ふと気が付くとバスはダイアモンドヘッドトレイル入り口の辺りまで来ていた。クヒオ通りに入ってすぐ、Bちゃん達は下車して行ってしまった。
Cちゃんの部屋にて |
ホテルに直帰しようと思ったが、お腹が空いてしまったので途中下車し、ジャックインザボックスで昼食を摂る事にした。チョイスしたのはタコスのSETだったのだが...
これ、ちょっと失敗だったかも?!
何だか食べた気がしないまま、部屋へと戻った。シャワーを浴びてリフレッシュ♪海から戻ったらAちゃんと会う予定だったので早速携帯へ電話をしてみる。丁度今からCちゃんの部屋へ行くのにバスを待っている所だと言う。私達も一緒に行くわ〜、という事で、Cちゃんの滞在しているイリカイホテルの入り口で待ち合わせる事にした。
4:30、Cちゃんの部屋をご訪問♪目の前にヒルトンラグーンと海の広がる絶景!お部屋も広々!こんなお部屋に1ヶ月も滞在していられるなんて羨ましいわ。お茶をご馳走になり、軽くおしゃべりを楽しんで部屋を後にした。
これからリベンジに出かけなければっ!・・・というのも、昨日2軒共にクローズされてしまったバレにどうしても行きたい!ワード地区までバスで移動した。今度こそ...
良かった!オープンしてる♪さぁて、何をオーダーしよう??
Aちゃんはやはりガッチリ食べる気満々(笑)ででツナサンドと杏仁豆腐をオーダーしていた。私達は軽くデザートだけ、と思い、タピオカゼリー2種、杏仁豆腐、レインボーゼリーをオーダー。食べ比べた中で一番美味しかったのはその見た目のハデ(グロ)さとは裏腹にレイボーゼリーだったよ!
バレのデザート |
ショーウインドーに並んでいたマンドゥ、メニューに掲げられていたワンタンヌードルに興味津々。早目の夕食って事で、2つをオーダー。これがメチャうま♪マンドゥはキャベツたっぷりのジューシー系、ワンタンはエビの入ったプリプリ系♪どちらも違った食感でかなりイケる♪ただし、ワンタンヌードルの麺はとっても変な感じだったな。歯ごたえがシャキシャキしてて、まるで野菜を噛んでいるみたいなのよ。不思議な食感。ちなみにソレ(麺)自体に味はナシ。あれは何という麺だったんだろう?
かなり満足、満腹になった私達。アラモアナSCで最後のお買い物に燃える!夜にDFSで会う約束をしAちゃんは先にホテルへと帰って行った。妹をロングスドラッグに残し、私は頼まれていた化粧品などを買いに反対側のリバティハウスまで走った。カウンターのおばちゃんに、“母に頼まれたんです”と言うと、妙に感心され、“いい娘さんねぇぇ”と言って、サンプルを山盛り、これでもかっ、という位入れてくれた。MAHALO!
ホテルの部屋へ帰るとすっかり脱力してしまった。何だか色々てんこ盛りの1日だったな。あ〜、これからパッキングもしなきゃいけないんだ...
DFSまで行くのはやめようかと思ったけど、最後にAちゃんに会ってお礼&バイバイも言いたかったし、ジャンバジュースのスムージーも飲みたかったのでパッキングは後回しにしてまたまた出掛ける事に。結局、Aちゃんとは会わず、電話で話しただけでスムージーだけ買ってすぐに部屋に帰って来てしまった。さて、パッキングの続きをしないと...
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