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パイア1

パイア2
 中1日おいて、第2回目の挑戦!
 この日も前回同様の時間で、同じ値段。でも、「3時間ってたって正味5時間あるわ」と密かに思い、ニヤニヤ……。

「今回はどうしてもボードに立ちたいので、岸辺からボードをはいて行く!!」と、強行に我ままを通した私は、
「これは、ある程度の技術が必要。それを確認してから許可する」とか言われ、早速カイトの操作の方法をテストされる事に。
 前回死ぬほど泳いだ経験が良かったのか、はたまた、ウインドサーファーで、しかも、スノーボードも出来るよって言っていたのが良かったのか、1発で許可が下りました(ちなみに、スノーボードの感覚と似ています。ウェイクボードって、履いたら、おいそれと脱げないのよ〜)。
 で、今回ははじめっからボードを履いたのであとは、カイトを操作し、うまく立ち上がるということにターゲットを置くことにしました。ウェイクボードの経験もあったので、これは楽勝でしょ!と簡単に考えていたのですが……。

 カイトに風をはらませ、さぁ!というところで、こけるのよ〜。そうすると、両足にカセみたくボードがくっついてて、水の抵抗を受けて、自由にならないの〜〜。それでも、凧は海面に落とすわけにいかないし……。結構身動きできない状態でした。なるがまま……風に引きずられていくのです。

 何度目かのトライで、うまく立って、スイーッという感じがつかめ、ちょっとはカイトセーラーッぽいじゃない!なんて思った、その時!
 バッとカイトに風が入ってしまい、そのまま真上に飛ばされてしまいました。4〜5メートルは飛んだと思う。「うわ〜〜〜!!!」(驚きと、感動の入り混じった声)
 しかし、次の瞬間、どこから落ちたか解らないくらいのクラッシュ!!脱げないはずのボードは吹っ飛び、カイトは、遥かかなたに撃沈。ボードにはリーシュが着いてないので、これは大慌てで泳いで拾いに行かなくてはならないし、カイトはどうしていいやら……、自分の足は妙に痛いし(折れてはいないものの、何か変!)、とにかく滅茶苦茶な状態でした。

カマオレビーチ

 でも、インストラクターからは「Big Jump!」って誉められた(?)し、結構うまく滑れたようで、ギャラリーの人からも、やったね!!みたいな声援と、手のひらパチン!!が送られ、本人、大満足でした。

 充分な満足感と、急に感じられた疲労感。今回はこれで目標達成……ということで、あとかたずけをして「Thank you」。大きなインストラクターにハグハグしてもらって、ニコニコで帰りました。

 以上が私のカイトセーリング体験記です。おっと、忘れてました。翌朝の私の状態も、報告しとかなくっちゃ!!
 朝起きてビックリ!!!!両足とも踝のところから指の付け根まで、真っ青に腫れ上がっていて、左足なんか、血だらけ(怪我があったのは昨日の内に気が付いてたんだけど、バンドエイド貼ってお終いにしておいたのよ)。首はむち打ち状態になったらしく、上下が見られなくなっていました。もちろん、全身の筋肉痛はご承知の通りです。
 でも、そんなになっても、この満足感は何にも変えがたいものでしたよ。

 私の、ドキドキの一夏の経験……でした。
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