マウイ島ハレアカラ山麓で栽培された紅茶がデビュー
ホノルルの紅茶の老舗、ティーチェスト・ハワイから、栽培開発に5年の月日をかけた紅茶「ハレアカラ」がデビューしました。マウイ島ハレアカラ山麓のマウイ・ティー・ファームで栽培された「ハレアカラ」は、生産量が少なく、希少価値の高い紅茶です。
「ハレアカラ」は、ハワイ州内の紅茶の普及を目的とした米国農務省(USDA)の助成金によって生産された最初の茶葉です。ティーチェスト・ハワイでは、マウイ・ティー・ファームと協力して開発に携わり、現在では月に数百グラムを生産できるようになりました。今日、「ハレアカラ」は世界でも最も希少な茶葉の一つとされています。
マウイ・ティー・ファームは、マウイ島ハレアカラ山の標高1,200メートル辺りに位置し、オーナーのアレックス&アンドレア・デ・ルーデは、高品質の茶葉栽培のために日々研鑽しています。「ハレアカラ」は、オーナー自らが全て手作業で栽培から摘み取りまで行い、乾燥バナナを思わせる芳醇なアロマとハチミツのような上品な甘みが広がる独特の味わいの茶葉が完成しました。
ティーチェスト・ハワイのCEO兼ティーマスターのバイロン・グーは、「紅茶は、その紅茶が栽培された地域の料理をより引き立たせます。弊社では、茶葉の栽培から加工まで厳しく管理し、ハワイを代表する紅茶を生み出したいと願い、この『ハレアカラ』の製造に至りました。現在、ワイキキと沖縄のハレクラニでお試しいただくことができます」と語っています。
(2019年12月26日)