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プレスリリース
     
 

シェラトン・モアナサーフライダー/タワーウィング改装工事について

 ハワイオアフ島のワイキキに位置するシェラトン・モアナサーフライダーでは、2003年6月4日より、タワーウィングの大規模な改装工事に着手致しました。タワーウィングには、386の客室と44のスイートルームがあり、18ヶ月間に渡り部分的に改装していく予定になります。
 この改装工事は、優雅なヒストリカルなホテルを維持させるために、すべての客室のアップグレード、またタワーウィング内のパブリックエリアを中心に行ないます。建物内のすべての設備は新しいものに変え、絵画やカーペットなども、現代のデザインを取り入れた模様のものと変わります。
 今回のプロジェクトのデザイン担当であるジム・モトナガ氏(ADI Design Group)は今までとは違った斬新なデザインを提案しました。ヒストリカルな格調ある雰囲気を残しつつ、現代の感覚を提供させるというコンセプトがそこにはあります。また、お客様がエレベーターから出た瞬間から御部屋の中に入るまで、落着いた雰囲気を創ることにも重点としております。

フロアーレベル
 エレベーターロビーの改装、廊下の拡張,各フロアーの壁紙を変える予定です。またカーペットには、ウルという木の実とその葉の模様を取り入れ、すべてのエレベーターロビーに置かれる鏡の枠にも同様の柄を合わせます。

客室レベル
 家族旅行のニーズの高まりに対応し、コネクティングルームを増設させます。カーペット、カーテン、ベッドカバーには落着いたベージュ、白、ブラウンの生地を取り入れます。また、ドレッサー、ベッドヘッド、冷蔵庫キャビネットには、ココナッツの殻で作られたものを使用します。壁には、ジンジャーやハイビスカスといったハワイの花の白黒写真を合わせハワイの雰囲気が感じれるような創りになります。バスルーム内においても全面的に改装が行なわれます。タイル、フロア、洗面所、洗面台等、を新調し、これまでよりも広々としたスペースを
作り出します。

 ホテル総支配人であるフレドリック オアー氏は、この現代の感覚の客室は、これまで宿泊して頂いたお客様が求めていたもので、きっと喜んで頂けるだろうと話しております。

 今回のこの改装工事はAllied Builders System社によって工事が行なわれます。同社は当ホテルのヒストリックビルディングの改装を含め、これまでにホノルル内の多くのホテルのプロジェクトに携わってきました。また設計に関しては、Clifford Murakami of Pacific Architecs社が担当しております。
 タワーウィングは当初は独立しており、1969年にサーフライダーホテルとしてオープンしました。1980年にモアナホテルが改装された際に両ホテルは統合され、今のシェラトン モアナサーフライダーとなりました。2001年には、ホテルは100周年を迎え、盛大なイベントが行なわれました。