カ マカナ アリイ
KA MAKANA ALII
典型的なアメリカのショッピングモール
カ マカナ アリイは、2016年10月にオアフ島第2の都市カポレイにオープンした新しいショッピングセンターです。ホノルルのベッドタウンとして、近年めざましい発展を遂げているカポレイの街にふさわしい大型のモールで、太陽光が差し込む明るく広い通路、ショップやレストランが整然と機能的に並ぶ姿は、ロサンゼルスやラスベガスにあるようなアメリカのショッピングモールそのままの雰囲気です。広大な駐車場に囲まれた敷地には、アンカーストアのメイシーズ(百貨店)を筆頭に100近いショップやレストラン、映画館などが並んでいます。特にファッション系のお店が充実しており、ファストファッションの「H&M」、FOREVER21の低価格ライン「F21 Red」、「OLD NAVY(オールドネイビー)」、「Hollister(ホリスター)」、「G by GUESS(ゲス)」、「American Eagle Outfitters(アメリカンイーグルアウトフィッターズ)」、「Victoria's Secret(ヴィクトリアシークレット)」、「PINK(ピンク)」などモールの定番ショップが揃っています。
レストランでは、ニューヨークで高い評価を得たハンバーガー「FIVE GUYS(ファイブガイズ)」、人気チェーンの「Applebee's(アップルビーズ)」、「CPK(カリフォルニアピザキッチン)」などの他、カジュアルなフードコートもあります。今後、ロイヤルハワイアンセンターにもある「Cheesecake Factory(チーズケーキファクトリー)」、フィリピンの人気ファストフード「Jollibee(ジョリビー)」もオープンする予定です。また、カ マカナ アリイで特筆すべきは、モールの中にホテルがあるということです。ヒルトン系列のハンプトン イン&スイーツが既に開業しています。
ワイキキから出かけるにはちょっと遠いカポレイですが、コオリナのマリオットやフォーシーズンズ、アウラニ ディズニーリゾートに滞在されている方にとっては、見逃せないショッピングスポットになるでしょう。
カ マカナ アリイが意味するもの
カ マカナ アリイ。日本人にとっては何処で切っていいのか分からないネーミングですが、ハワイ語の「KA MAKANA ALII」を英語にすると「The Royal Gift」、すなわち「王室からの贈り物」の意味になります。何故そう名付けられたか、それは、カ マカナ アリイの敷地がDHHL(Department of Hawaiian Home Land)から65年の契約でリースされ、2億ドルを超えるその収益が間接的にネイティブハワイアンに還元されるからです。ハワイ王朝最後の王子であったジョナ クヒオ カラニアナオレ(通称:プリンス クヒオ)は、ハワイがアメリカ合衆国に併合された後、ハワイを代表する議員としてハワイのために尽力しました。そして1920年に合衆国議会で「Hawaiian Homes Commission Act」を成立させ、合衆国に収容された土地をネイティブハワイアンに取り戻すことを可能にしました。DHHLはその土地を管理をする機関であり、カ マカナ アリイにリースされる土地はプリンス クヒオの功績によって戻ってきたものだからです。カ マカナ アリイのエントランスには、プリンス クヒオの写真とともに「カ マカナ アリイの名をプリンス クヒオに捧げる」と記した碑が建てられています。
また、カ マカナ アリイのロゴにはティーリーフ(ハワイの植物、ティーの葉)が使われていますが、ティーリーフはハワイでは幸運と繁栄のシンボルであり、ネイティブハワイアンをはじめハワイの人々の幸せが願われています。
カ マカナ アリイの基本情報
- 住所
- 91-5431 Kapolei Pkwy, Kapolei
- 電話番号
- (808)628-4800
- 営業時間
- 月曜〜土曜:10:00〜21:00、日曜:10:00〜18:00(一部異なります)
- 行き方
- レンタカーでH1フリーウェイをEXIT3の出口で降り、クアラカイ・パークウェイ(Kualakai Pkwy)を左方向へ。しばらく進み、カポレイ・パークウェイ(Kapolei Pkwy)との交差点の右奥角。バスで行くのは非常に時間がかかり、現実的ではありません。