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マウナケア山頂の望遠鏡7台による共同プロジェクトがスタート。国立天文台の「すばる望遠鏡」「ケック」「ジェミニ」「ハワイ大学」など、ハワイ島マウナケア山頂の7台の望遠鏡を光ファイバーで結び、口径800メートルの超巨大望遠鏡とする国際プロジェクト「OHANA(オハナ)」がスタートした。マウナケア山頂には、「すばる望遠鏡」など口径8メートル以上の巨大望遠鏡が4台あり、これらの望遠鏡を結ぶ共同プロジェクトは、パリ天文台から1996年に提案され2000年3月より検討が続けられていた。 「すばる望遠鏡」と「ハワイ大学」の望遠鏡は東西に800メートル離れており、その間に5台の望遠鏡が分布している。これらの7台の望遠鏡を光ファイバーで結ぶと、理論上約800メートルの口径レンズが結ぶ像と等しくなり、これまでより鮮明な映像が得られる。 「OHANA」プロジェクトにより、今まで見えなかった惑星誕生の様子や銀河の中心部の観測や新たな発見に期待が寄せられている。 |
協力:イースト・ウェスト・ジャーナル ![]() |
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