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マウイ島ハナでデング熱患者発生。熟帯地域の伝染病といわれるデング熱の患者が9月末までにマウイ島のハナ地区に発生、州衛生局は急遽、ハナ・ヘルス・センター内に検疫所を設置した。蚊によって媒介されるウイルス性のデング熱(熱帯性伝染病)は、4〜8日の潜伏期ののち急に高熱、関節筋肉痛を発し、ついで顔面、手などハシカのような発疹が現れるが、死亡に至るのはまれ。 そのデング熱患者が18人と集団発生したため、州衛生局では検疫所の設置(看護婦6人が専用に従事)、さらに20人の検疫官を現地に派遣し、蚊の駆除にあたっている。なお、18人は必要な治療を受けて帰宅している。 地元小学校の全生徒はデング熱の予防ワクチンを接種し、安全を期している。また、観光客にはハナ地区にデング熱発生を知らせ、接近しないように呼びかけている。 |
協力:イースト・ウェスト・ジャーナル ![]() |
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