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アラワイ・ゴルフ場の従業員と一市民が贈収賄容疑で起訴。世界一のラウンド数を誇るアラワイ市営ゴルフ場のスターティング・タイムを不法に与えていた同ゴルフ場の2人の従業員と、賄賂を払ったとされる市民1人が、贈収賄容疑で起訴された。起訴されたのは、同ゴルフ場スターターとして長年勤務してきたジャニス・カクガワ容疑者(55歳)、ローレンス・ハレカヒ容疑者(35歳)、この2人に賄賂を贈ったとされるリンことヤング・チャ・トヨムラ容疑者。 起訴状によると、トヨムラ容疑者は、同ゴルフ場のスターティング・タイムを通常の予約手順を経ないで、プレイヤー1人が5ドルずつをスターターに渡し、好きな時間でスタートしていた。トヨムラから賄賂を受け取ったのはカクガワとハレカ両容疑者。同容疑は去年3月24日から5月26日までのHPD(ホノルル警察)の秘密捜査でカクガワが2回、ハレカヒが4回に亘りカネを受け取ったという。 同ゴルフ場で好きな時間にいつもスターティング・タイムが予約出来るというのは不可能なことで、トヨムラ容疑者以外にも複数の贈賄者がいると当局ではみている。去年の6月頃までの1年余りに贈収賄額は、1日60ドルから120ドルになっていた筈だとみられている。 事件発覚後、カクガワ容疑者は市職員職を解雇されたが、ハレカヒ容疑者は解雇処分を不当として、組合を通じ係争中。なお、有罪の場合、各々の刑期は最高5年の入牢刑。 |
協力:イースト・ウェスト・ジャーナル ![]() |
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