ハワイにはどんなゴルフ場があるのか
ハワイのゴルフ場は、リゾートコース、パブリックコース、市営コース、プライベートコース、ミリタリーコースの5つに分類されます。
リゾートコースはオアフ島のコオリナリゾート、ハワイ島のマウナラニリゾート、マウイ島のカパルアリゾートなどのようにリゾートエリア内にあるゴルフ場で、誰でもプレーすることができます。もともとリゾートに滞在している人のためのコースなので、そのリゾートのエリア内にあるホテルやコンドミニアムに滞在している場合は、他の場所に滞在している場合に比べてグリーンフィー（プレー料金）が安くなります。コースはテッド・ロビンソンやロバート・トレント・ジョーンズJr.、アーノルド・パーマーなど、著名なコースデザイナーの設計による戦略的なコースが多く、景観が美しいのが特長です。
パブリックコースはその名の通り誰でもプレーできるゴルフ場です。カマアイナフィー（ハワイ在住者向けの格安料金）が設定されているので、ローカルの人々も多く利用しています。パブリックという区分になっていますが、民間企業が経営しているのでリゾートコースに負けず劣らずの素晴らしいコースも珍しくありません。
市営コースは行政によって運営されている公共ゴルフ場で、誰でもプレーすることができます。人口の多いオアフ島には、ワイキキのアラワイ運河北側にあるアラワイゴルフコースをはじめ5ヶ所の市営コースがあります。マウイ島やカウアイ島にも市営コースがあります。オアフ島の市営コースは専用の予約システムから予約することができます。
プライベートコースは日本でいうメンバーシップのゴルフ場で、PGAツアーのトーナメント「ハワイアンオープン」が開催されるワイアラエカントリークラブやオアフ島で最も古いオアフカントリークラブなどがあります。これらのコースはメンバー同伴しか認めておらず、原則として旅行者がプレーすることはできません。
ミリタリーコースは米軍関係者のためのゴルフ場で、米軍基地の多いハワイには多くのミリタリーコースがあります。たいていの場合、米軍基地や施設の敷地内にあるので、旅行者がプレーすることはもちろん、立ち寄ることもできません。東オアフのカネオヘクリッパー・ゴルフコースなど海沿いの美しいコースもありますが、米軍関係者に知人がいて一緒にラウンドできるのであればプレーできる可能性もあります。
