サウス コハラ
SOUTH KOHALA

ハワイ島コハラマウンテンからワイコロア方面の景色

ハワイ島は別名、ビッグアイランドという。すなわち、大きな島である。確かに大きい。日本の大島とはスケールが違う。予備知識を持たずにハワイ島を訪れる人は、必ずと言っていい程、その大きさに圧倒される。面積は岐阜県とほぼ同じであり、富士山よりも高い山が2つもあるのだ。

その2つの山、マウナケアとマウナロアは、あまりにも有名であるが、さらに標高2521メートルのフアラライ山と標高1670メートルのコハラマウンテンが続いている。そしてこの2つの山の間の広大な溶岩台地に広がるのがサウス・コハラだ。

海沿いには、フアラライ、ワイコロア、マウナラニなどの高級リゾートが点在し、贅を極めたホテルや瀟洒なコンドミニアムが建ち並んでいる。リゾートに滞在すれば、至福の時を過ごせることは間違いないところであるが、ここはビッグアイランド、山の中腹から見れば、人間のリゾートライフなどあまりにも小さいことに気がつくのであった。

(Kohala, Big Island)