レンタカーの料金プランとレンタルのシステム

レンタカー料金の計算方法

レンタカーの料金は1日(24時間)単位で計算されます。例えば、午前11時にレンタルを開始した場合、翌日の午前11時までが1日として計算され、当日の午後6時に返しても翌日の朝8時に返しても料金は1日分で変わりません。4日間までのレンタルについては、1日料金×レンタル日数で計算します。5日間~7日間のレンタルには、1週間料金が適用されます。1週間料金は、5日借りても7日借りても同じ金額で、1日料金×5日よりもお得な料金設定となっています。8日間以上のレンタルについては、1日料金と1週間料金を組み合わせて計算します。

ハワイのレンタカー
レンタカーで1日を有効に使いたいものですね

基本プランと込み込みプラン

各レンタカー会社の料金プランには、基本料金と最低限必要な保険だけを組み合わせた「基本プラン」と、各種任意保険、税金、空港使用料、追加ドライバー料金、1タンク分のガソリン代などをセットにした「込み込みプラン」の2種類があります。

基本プランの料金は込み込みプランよりもかなり安くなっていますが、利用するプランを選ぶ際には、現地で加入する任意保険や税金、諸経費、ガソリン代などを見積もった上で比較検討しなければなりません。基本プランに含まれていないSLI(追加自動車損害賠償保険)などを足していくと、合計金額は込み込みプランとそれほど変わらないこともあります。現地のカウンターでこれらの手続をするのが面倒だという方は、必要なものがほとんど含まれている込み込みプランを選ぶことをおすすめします。

日本円払いと現地ドル払い

料金プランには基本プランと込み込みプランの2種類があることを説明しましたが、それぞれのプランについて日本円払いと現地ドル払いがあります。日本円払いはバウチャー(クーポン)になっているものが多く、出発前に日本で予約しバウチャーを購入する形となります。バウチャーの受け渡し(メール・FAX・郵送など)に日数を要するため、日本円払いプランの予約締切日は現地払いプランよりも早くに設定されています。

現地ドル払いは、ハワイのレンタカー会社のカウンターにてクレジットカードで精算します。日本円払いの場合でも任意保険の加入など追加の精算がある場合は、現地でクレジットカードで精算します(ドル払い)。多くのレンタカー会社では、日本円払いプランの料金は6ヶ月ごとに変わります。円高や円安によってお得感や割高感が発生しますので、予約時の為替レートをみながら支払い方法を検討するといいでしょう。

基本料金以外に必要な費用

基本料金の他に必要な費用は次の通りです。込み込みプランには、これらの多くが含まれています。

ハワイ州税
オアフ島:4.712%、他の島:4.166%
空港使用料
オアフ島11.11%、他の島8.1%(空港営業所からレンタルの場合)
施設使用料(CFC)
1ドル/1日
車両税・車両登録料
約3.5ドル/1日
25才未満の追加料金
約25ドル/1日(運転者が25才未満の場合)
追加運転者料金
約10ドル/1日(契約者の他に運転者がいる場合)
乗り捨て料金
借りた営業所と異なる営業所に返却する場合、乗り捨て料金がかかります。乗り捨て料金は区間、レンタカー会社によって異なります。
各種装備料金
チャイルドシート(4才未満):約14ドル/1日
ブースターシート(4才以上8才未満):約14ドル/1日
日本語カーナビ:15ドル程度/1日 など
(いずれもレンタカー会社によって異なります)

※上記諸費用には税金が加算されるものがあります。

ガソリン代の精算方法

レンタカーのガソリン代精算方法には、次の3つの方法があります。これらの精算方法は、レンタル開始の手続き時に選択します。

1.あらかじめ料金に含まれている

込み込みプランでは、1タンク分のガソリンが料金に含まれています。返却時にガソリンを入れる必要はありませんが、タンク内に残ったガソリンは精算されません。短い時間のレンタルや短距離のドライブでは無駄になるかもしれません。ガソリンタンクの容量が大きい車を借りるとお得感があります。

2.レンタカーの返却時に満タンにして返す

レンタカーを返却する際、近くのガソリンスタンドで自分で給油して満タンにして返します。使用した分だけの支払いで済むので効率的ですが、ガソリンスタンドを探す時間や給油する時間の余裕が必要です。空港で返却して飛行機に乗る場合は、給油するガソリンスタンドを事前にチェックしておくといいでしょう。

3.レンタカーの返却時に走行距離に応じて精算

レンタカーを返却する際、実際に走行したマイル数に応じて、あらかじめ決められた1マイル単位の料金×走行マイル数で精算するものです。料金は他の費用とともにクレジットカードに請求されます。ガソリンを入れる手間はかかりませんが、料金が自分で給油するよりも割高に設定されていることが多いようです。

ハワイのガソリンスタンド
ガソリンは自分で給油するのがいちばんお得

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