コンドミニアムの料金と最低宿泊日数

最低宿泊日数と料金の基準
コンドミニアムにはホテルのように1泊から泊まれるところもありますが、通常は最低3泊などと最低宿泊日数を指定しているところが多くなっています。最低宿泊日数はクリスマスシーズンや年末年始、イベント開催時など宿泊需要の高まる時期には通常よりも長くなる傾向があります。多くのコンドミニアムでは、1週間単位(ウイークリーレート)、1ヵ月単位(マンスリーレート)の料金設定もあり、長期間滞在するほど1泊当たりの費用が安くなります。
コンドミニアムの宿泊料金は立地やグレード、部屋数、階数、部屋からの眺め(オーシャンビューとかシティビュー)によって決まります。ホテルのスイートルームほどの床面積があるところでもホテルと比べて割安になっています。ワイキキでも1ベッドルームで1泊100ドル台のところから2ベッドルームで1泊1,000ドルを超えるところまで様々なタイプがあります。また、同じユニットでも管理運営している会社によって料金が異なることがあります。
コンドミニアムの宿泊料金もホテルの宿泊料金と同じように時期によって変動します。米国本土から避寒の旅行者が増えるクリスマス休暇から3月までの時期や日本人旅行者が増える夏休みの時期には、ハイシーズンと称して料金が高めに設定されています。


宿泊料金以外に必要になるもの
コンドミニアムでは宿泊費+税金の他に次のような料金が発生することがあります。予約の前にこれらの料金が必要か否か確認することをおすすめします。
- リゾートフィー
- 滞在中のインターネット使用料(室内でのWi-Fi)、市内通話料金、駐車料金、セーフティボックス(室内金庫)使用料、毎日の新聞、ビーチグッズのレンタルなどをセットにしてまとめたもの。含まれているものはコンドミニアムよって異なり、アメニティフィーと呼ばれていることもある。1泊あたり20〜30ドルが多い。
- 清掃料金
- チェックアウト後のユニットの清掃にかかる料金で、大型のビラ(貸別荘)などに多い。1滞在につき、数十ドル程度。
- 追加人数宿泊費
- 1ベッドルームに3名で泊まる場合など宿泊可能人数を超えていない場合でも、ベッドルームの数×2名を超えると追加でチャージされるコンドミニアムがあります。多くの場合、18歳以上が対象で1泊20〜30ドル程度。
- 駐車料金
- ワイキキ周辺では別途駐車料金がかかる場合がほとんど。24時間出入り自由で1泊20〜50ドル程度。ハワイ島やマウイ島などネイバーアイランドでは1ユニットに1台分の駐車スペースがあることが多い。
部屋からの眺めと宿泊料金
部屋からの眺望はオーシャンビュー(海側)が人気で宿泊料金も高くなっていますが、ワイキキや周辺では高層コンドミニアムが多いので、高層階であればマウンテンビュー(山側)であっても素晴らしい眺望を楽しむことができます。ハワイ島やマウイ島に見られるように広い庭に低層の建物が点在している場所では、どのユニットであってもハワイの自然を感じられるように設計されています。


コンドミニアムの宿泊料金の例
(マウイ島の某コンドミニアムのローシーズン1泊料金、最低滞在日数5日)
- 1ベッドルーム ガーデンビュー
- 255ドル
- 1ベッドルーム オーシャンビュー
- 310ドル
- 1ベッドルーム オーシャンフロント
- 415ドル
- 2ベッドルーム ガーデンビュー
- 345ドル
- 2ベッドルーム オーシャンビュー
- 395ドル
- 2ベッドルーム オーシャンフロント
- 520ドル