マウイ島のバス
BUS SERVICE IN MAUI
マウイ島でも公共交通機関としてのバスが運行されています。マウイ郡政府によるもので、オペレーションはロバーツハワイ社が担当しています。オアフ島のザ・バスほど路線や運行本数が充実している訳ではありませんし、基本的に地域住民の方の足としての路線ですが、レンタカーを運転しない方にとってはタクシー以外の貴重な足となるでしょう。
マウイ島のバス路線
マウイ島のバスはマウイ郡の政治・経済の中心地であるワイルク、カフルイを中心に、ラハイナ、カアナパリ、キヘイ、ワイレアなど島内の各地に延伸する形で路線が広がっています。主な路線とルートは次の通りです。主要な路線は、ほぼ1時間おきに運行されていますが、時刻表などの詳細はマウイバスのホームページで確認してください。
- 10番:キヘイ・アイランダー
- カフルイ(クイーンカアフマヌセンター)〜サウスキヘイロード〜ワイレア
- 20番:ラハイナ・アイランダー
- カフルイ(クイーンカアフマヌセンター)〜ラハイナ(ワーフシネマセンター)
- 28番:ウェストマウイ・アイランダー
- ラハイナ(ワーフシネマセンター)〜ホノコワイ〜カハナ〜ナピリ〜カパルア
- 23番:ラハイナ・ビレッジャー
- ラハイナ(ワーフシネマセンター)を基点にラハイナ地区循環
- 15番:キヘイ・ビレッジャー
- キヘイ(ピイラニビレッジショッピングセンター)〜マアラエアハーバービレッジ
- 35番:ハイク・アイランダー
- カフルイ(クイーンカアフマヌセンター)〜カフルイ空港〜パイア〜ハイク
- 40番:アップカントリー・アイランダー
- カフルイ(クイーンカアフマヌセンター)〜カフルイ空港〜クラ〜マカワオ〜ハリイマイレ
- 1番、2番:ワイルク・ループ
- ワイルク地区循環(2番は逆回り)
- 5番、6番:カフルイ・ループ
- カフルイ地区循環(6番は逆回り)
マウイ島のバスの運賃と料金体系
マウイ島のバス運賃は1回の乗車につき2ドルで、乗り換えはできません。乗り換えが必要な方や往復の方はデイリーパス(1日券)を購入すると良いでしょう。また子供運賃がなく、2歳以上であれば運賃の支払いが必要です。2歳未満の幼児は無料ですが、座席は使用できず大人の膝の上に乗せなければなりません。デイリーパスやマンスリーパスなどの詳細は以下の通りです。
- 片道運賃
- 2ドル、子供料金はありません、2歳未満の幼児は無料
- デイリーパス(1日券)
- 4ドル
- マンスリーパス(1ヶ月券)
- 45ドル、シニア(55歳以上)25ドル
デイリーパスとマンスリーパスはバスの運転手から購入することができます。またマウイモールにある Maui County Business Resource Center、ワーフシネマセンター(ラハイナ)のマネジメントオフィスでも購入できます。バスの運転手から購入する場合、片道運賃も含め、お釣りのないようキッチリの金額を用意しなければなりません。
マウイ島のバスの乗り方
マウイ島のバスはカフルイにあるショッピングモール、クイーンカアフマヌセンターが拠点になっています。オアフ島で言えばアラモアナセンターのようなものです。カアフマヌセンターから放射状に路線が延びているので、別の路線に乗り換えることができます。カアフマヌセンターのバス乗り場は、正面入口から奥に進みメンズのメイシーズ(本体の方ではないです)の手前を右に曲がったところにあります。ウェストマウイではラハイナのワーフシネマセンター(ルアキニストリート側)が乗り換え場所になっています。郊外のバス停は屋根やベンチがあるところもありますが、バス停のサインだけのところが多くなっています。いずれの場合もバスは前の扉からのって運賃を支払います。マウイバスのホーページには、バス停の予定時刻の5分前にはバス停にいるようにと記載されていますので、1-2分早く出発することがあるかもしれません。
バスの車内では、飲食、飲酒、喫煙(電子タバコ含む)、音楽プレーヤーなどで音を出すことが禁止されています。中型のスーツケースやバックパック、折りたたみ式のベビーカーなどは持ち込むことができますが、大型のスーツケースやサーフボードは持ち込むことができません。自転車はバスの前部に取り付けられているキャリアに載せることができます。また、水着や裸足でバスに乗ることはできません。