アラモアナビーチ
ALA MOANA BEACH
ローカルにも旅行者にも人気のアラモアナビーチ
アラモアナビーチはホノルルで最も人気のあるビーチのひとつです。アラモアナセンターから道路を渡ったところにあり、ビーチの長さは約1kmに及びます。ビーチの背後には東京ドーム約6.5個分の広大なアラモアナリージョナルパーク(ビーチパーク)が広がり、東の端ではマジックアイランドに繋がっています。
アラモアナビーチは船の航路用に浚渫された場所にあって、沖合いの浅瀬のリーフが波を穏やかにするので、泳ぐのに適しています。特に週末には大勢のローカルの人が訪れますが、端から端までが長くて砂浜も広いので、ワイキキビーチのように混雑した印象はありません。沖合いではサーフィンをする人もいますし、マジックアイランドに近い側ではSUP(スタンドアップパドル)やビーチヨガを楽しむ人の姿も見えます。背後のビーチパークは緑が多く、大きなバニヤンツリーの下で読書をしたり、ビーチで遊んだ後のランチを楽しんだりするのにも良い場所です。アラモアナセンターが近いので、お母さんが買い物している間にお父さんと子供たちが海で遊んで待っているということもできます。ワイキキから行きやすい場所でワイキキ以外のビーチにも行ってみたいという方には、アラモアナビーチがいちばんのおすすめです。
ビーチ沿いの遊歩道はそこそこ距離があるので、朝晩のお散歩や海を見ながらのジョギングに最適です。ワイキキからここまで走ってくる方もいらっしゃいます。公園にはテニスコートも何面かあるので、テニスをする人も多く訪れます。アラモアナ公園は毎年開催されているホノルルマラソンのスタート地点になっているので、マラソンに参加される方は事前に下見に来るといいでしょう。
アラモアナビーチが整備されたのは1930年代ですが、当初はモアナビーチという名前でした。1934年のオープニングセレモニーには、当時のアメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトが出席しています。アラモアナビーチという名前に変更されたのは1947年のことですが、当時のアラモアナは長閑で高い建物もなく、ハワイの田舎の雰囲気が漂っていました。近年のワード地区やカカアコ地区の再開発でアラモアナビーチの背後には高層コンドミニアムが林立するようになってしまいましたが、ビーチは昔も今も多くの人々から愛されています。
アラモアナビーチの行き方など
- 住所
- Ala Moana Park Dr., Honolulu
- シャワー
- あり
- 更衣室・トイレ
- あり
- ライフガード
- いる
- 駐車場
- アラモアナビーチパークの駐車場を利用。無料。
- バスでの行き方
- ワイキキのクヒオ通り山側から、E、8、19、20、23、42番のバスで乗り、アラモアナセンターの海側で下車、道路(アラモアナブールバード)を渡ってビーチパークを抜けたところがビーチです。
- レンタカーでの行き方
- ワイキキからアラモアナブールバードを進み、アラモアナセンターの手前の交差点でアラモアナパークドライブ(Ala Moana Park Dr.)に左折。ビーチパークの駐車場か、ビーチ沿いのパーキングスペースを利用する。アラワイ→カラカウア→カピオラニ→アトキンソンのルートでも行けます。