HAWAII123.com  トップページ ●ニュース・リリース・トップ


JALグループ/DC-10型機の後継機材にB777-200ER型機3機を発注!

 JALグループはDC-10型機の後継機材の一部として、B777-200型機を3機導入することを決定し、ボーイング社と契約を締結することといたしました。

 JALグループでは1976年から1983年にかけてDC-10型機20機を導入し、現在は15機(国際線用:13機、国内線用:2機)を保有しておりますが、このうち国際線用機材は、ハワイ路線や東南アジア路線、中国路線などの中・短距離路線を中心に就航しています。これらのDC-10型機は、今後順次退役を進めていく予定ですが、今回その後継機の一部として、B777-200ER型機3機を導入することといたしました。なお、残りの機数に対する後継機の導入についても、引き続き社内で検討を進めており、結論を得次第、逐次お知らせする予定です。

 B777-200ER型機は、国際線用の長距離仕様で標準座席数が約300席、中・短距離仕様であれば約350席と、DC-10型機の約270席に比べて10〜30%も大きくなっています。さらに航続距離は約12,000kmとDC-10型機の約8,300kmを大きく上回っており、現在JALグループが運航している路線全てをカバーすることができ、より柔軟な機材・路線便数路便計画が可能となります。一方、機内も明るく開放感を増したキャビンや座り心地の良いシートなど、最新の技術とデザインを駆使して、お客様の居住性をより向上させた造りとなっています。

 DC-10型機に代わる長距離航続性能を持った最新鋭機B777-200ER型機の導入により、JALグループは今後も需要に応じた効率的かつ柔軟な路線運営に、一層積極的に取り組んでまいります。どうぞご期待下さい。

    B777-200ER DC-10-40
全長(メートル) 63.7 50.4
装着エンジン GE製 GE90-94B P&W製 JT9D-59A
最大離陸重量(トン) 297 256
巡航速度(マッハ数) 0.84 0.82
標準座席数 約300〜350席 約270席
航続距離 約12,000km 約8,300km

※表の数字は国際線仕様のものです。