クラブを持って行くか、レンタルするか

ハワイでゴルフをするのに日本から自分のクラブを持っていくか、レンタルクラブを利用するかは大いに悩むところです。それぞれ一長一短でなかなか決められないのではないでしょうか。ここではレンタルクラブを利用する場合と日本から持って行く場合についてポイントを整理してみます。

ハワイでクラブをレンタルする場合

レンタルクラブはほとんどのゴルフ場で利用でき、平均的なレンタル費用は50ドル前後です。ドライバー、アイアンともにキャロウェイ、テーラーメイド、タイトリストなどの米国製が多く、売れ筋のポピュラーなモデルが使用されています。新しいモデルも古いモデルもありますが、リゾートコースなどグリーフィーが高いゴルフ場では比較的新しいものが用意されている傾向にあります。モデルのクラブが用意されていますでは比較的新しいモデルのクラブが用意されています。

レンタルクラブを利用する最大のメリットは、ハワイ旅行の荷物が少なくなることです。自宅から空港までや空港内の移動、ハワイ到着後の移動時にスーツケースだけの場合とキャディバッグがある場合では身軽さが全然違います。ハワイでおみやげなどをたくさん買って帰りの荷物が増える場合も同様です。また、飛行機に搭乗する際、キャディバッグは預け入れ荷物になりますが、航空会社や利用クラスによっては2つ目の荷物から追加料金が必要なケースもあり、余計な費用がかかってしまいます。

一方、レンタルクラブを利用するデメリットは、ラウンド数が増えてくるとレンタル費用がかさむということです。ゴルフをすることが目的でハワイに行かれる方は、滞在中に4-5ラウンドすることも珍しくないでしょう。毎回、50ドルほどのレンタル料を払っていると、それだけでグリーフィー1-2回分になってしまいます。また、使い慣れていないクラブでは快適にラウンドできるかどうか不安になることもあるでしょう。せっかくのハワイゴルフなので慣れたクラブで安心してプレーすることを優先するのなら、レンタルクラブは止めた方がいいかもしれません。

なお、ゴルフ場によってはレディース(女性用)やレフティー(左利き用)のレンタルクラブが用意されていないところもありますので、事前に確認することをお勧めします。

ハワイのゴルフ場のレンタルクラブのドライバー
いつもと違うクラブだと少し不安かもしれません

日本からクラブを持って行く場合

滞在中に何度もラウンドする予定の方やどうしても自分のクラブでプレーしたい場合には、日本からクラブを持って行くことになります。荷物が増えることを除けば、特にデメリットはありません。この場合、注意しなければならないのは飛行機に乗る際にキャディバッグを預ける時のケアです。キャディバッグはスーツケースなど一般の荷物と一緒に積み込まれますが、かなり傷むこともしばしばです。キャディバッグ本体に穴が開いたり、シャフトやヘッドに傷が付いたりといったダメージを受けることもあります。

通常はドライバーやスプーンにはヘッドカバーが付いていますが、ヘッドカバーのないアイアンにも1本ずつカバーを付けておくと安心です。専用のものでなくてもエアクッション(プチプチ)を巻いたり、古くなった子供の靴下で代用ができます。その上でまとめてアイアンカバーのようなものを掛けておくと、輸送時や積み降ろし時に中で動くことが少なくなります。キャディバッグのカバーは宅配便で使用されているようなビニール製のものより、厚手のキャンバス地のものがオススメです。乱気流で飛行機が揺れた時や離着陸時には他の荷物の圧力を受けて破れやすいからです。持っていないのであれば、ハワイのゴルフ場のプロショップでロゴ入りのものを購入するのもいいでしょう。ちなみに、プロが使用しているようなハードケースがあれば、心配が最小限で済みます。

キャディバッグを積み込むゴルフカート
レンタルでも自分のクラブでもスタッフがカートに積んでくれます

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