ワイメアビーチ
WAIMEA BEACH

ワイメアビーチ

夏と冬で別のビーチになるワイメアビーチ

ワイメアビーチは、オアフ島ノースショアのワイメアバレー(渓谷)から流れ出るワイメア川が海に注ぎ込む場所にあるビーチです。地図を見ると分かりますが、海岸線がハナウマベイのように陸地側に入り込んでいて、その奥にビーチが広がっています。ワイメアベイに面しているので、ワイメアベイビーチと呼ばれることもあります。

ワイメアビーチの特徴は、夏と冬で全く別な表情を持っているということです。海が穏やかな夏のシーズンは入り江になっていることもあって波もなく、シュノーケルを楽しんだり、小さな子供が波打ち際で遊ぶのに適しています。このページの最初の写真の真ん中辺りに写っている岩から海に飛び込むのは、ローカルの子供もたちに人気の遊びです。

一方、冬になるとビーチは大きく様変わりします。アリューシャン列島方面から荒れた波が次々に押し寄せ、サーファーにとってうれしい季節となります。ビーチパークやビーチを囲む崖の上からは、多くの人々がプロ級の腕前のサーファーが波乗りする光景を楽しんでいます。伝説のサーファー、エディ・アイカウを讃えて開催される大会「Quiksilver in Memory of Eddie Aikau」(通称:エディ)は、このワイメアビーチで行われますが、波の高さが20フィート(約6メートル)以上にならないと開催されないため、2016年までに9回しか開催されていません。それほどのビッグウェーブが押し寄せるのがこのワイメアビーチなのです。

ワイメアビーチはオアフ島に初めて白人がやって来た歴史的な場所でもあります。太平洋を航行していてたキャプテンクックの船団が、クックがカウアイ島で殺害された後にオアフ島で最初に上陸したのがワイメアビーチでした。ビーチから見て右手の崖の上には由緒あるカトリック教会セント・ピーター&ポール・ミッションがあります。ワイメアバレー(渓谷)という古代ハワイアンにとって神聖な場所が近いことも何かの縁かもしれません。

穏やかな夏のワイメアビーチ
夏は穏やかなワイメアビーチ
高波が次々に押し寄せる冬のワイメアビーチ
冬には高波が次々に押し寄せます
入り江になっているワイメアビーチ
入り江になっているので景観も楽しめます
ワイメアビーチからのサンセット
サンセットがきれいなビーチです

ワイメアビーチの行き方など

住所
61-31 Kamehameha Hwy, Haleiwa
シャワー
あり
更衣室・トイレ
あり
ライフガード
いる
駐車場
ワイメアベイビーチパークの駐車場を利用。無料。
バスでの行き方
ワイキキからE、8番、19番、20番、42番などのバスでアラモアナセンターへ。アラモアナセンターで52番のバスに乗り換えてハレイワへ。ハレイワビーチパークの前で下車し、道路の反対側のバス停から55番のバスに乗って約10分、ワイメアビーチパークの前で降ります。
レンタカーでの行き方
ワイキキからH1フリーウェイ、H2フリーウェイを経由してカメハメハハイウェイへ。ハレイワの入口ではバイパス方向に真っ直ぐ進み、ワイメアビーチが左手に見える坂を下ったところの左側にワイメアベイビーチパークの入口があります。

ワイメアビーチの地図